自分は、自他ともに認める
デブのおっさん自転車乗りですが
数回だけ
何を血迷ったか
ヒルクライムをしたことがあります。
多くのロード乗りが
なんでこんなしんどいことを
喜んでやっているのか
全くわかりませんが
多分、現世で死後の地獄体験を
予習しているのではないかと思います。
↓ヒルクライム地獄想像図
ま、そんな話は置いといて
成木峠を
半分死にかけて登った帰りの
小沢峠にさしかかったときの出来事です
何やら気配を感じ
斜面の上を見ますってと
ガビーン！！！
えげつないものがいらっしゃいました
ツキノワグマ！
もちろん初「野生熊」
しかもコンクリの斜面を
降りて来たそうなそぶりです
「死ぬ！」
「逃げなきゃ！」
おまけに前方には先程から
ご老人がヒルクライムしていらっしゃる
たぶん、いままでで
一番頑張って運動しました。
後ろから熊が追いかけてくるビジュアルが
頭に浮かんで
怖くて振り返ることもできず
死に物狂いでペダルを回しました。
しかし…
爺さんのほうが速い
しかも、圧倒的に！
結局、峠のてっぺんまで追いつけず
そこで休憩していたじいさんに
熊のことを話すと
「知ってたよ！」
へ？
「山にはいろんな生き物がいて楽しいよね！」
え？
ヒルクラ爺さん恐るべし！
